こんにちは!ミドサーOLのrimakoです。
突然ですが、ワタクシ、30代になるまで正社員として働いたことがなく、20代の時はずっと派遣社員として販売やコールセンターで働いていました。
そんな私ですが、30歳でIT業界に転職をしようと思い立ち、未経験から転職活動を開始しました。
その結果、なんとか正社員として転職することができたのですが、派遣社員のときより待遇が悪くなってしまったのです(´;ω;`)
そんな過去の自らの経験をもとに、正社員になったことで逆に損をするケースについてまとめてみました!
残業代が出ない
その会社では月給に「見込み残業代」が30時間分含まれており、それを超えた分しか残業代は出ませんでした。
残業30時間って、まあまあな時間ですよね・・・
特に入社1年目なんてやれる業務も限られてますし、残業月が30時間超えることはほぼありませんでした。
この「残業代が出ない」というのはボディブローのようにじわじわ効いてきます。
2年目以降はまあまあ残業も増えますし、担当する業務にそれなりの責任も生じますが、どんなに頑張っても30時間分は残業代が出ないと思うと私のモチベーションは崩壊しました。
じゃあその見込み残業代分、基本給が高いんじゃないの??と思いきや・・・
残念ながらそんなこともなく、当時の私の基本給は22万で、保険料等を差し引くと手取りは18~19万。
派遣の時より手取り下がってましたし、住宅手当などもなかったため、その収入で都内で一人暮らしするのはまあまあキツかったです(´;ω;`)
ボーナスが出ない
そ・し・て。本来、正社員の醍醐味(?)となるはずのボーナスですが、
これも当然のようにありませんでした!
2年目以降はボーナス出るかな?と淡い期待をしていたのですが、
結果、2年目も変わらず。
言ってみたかったですよね。「ボーナス一括払いで」とか、「夏のボーナスでバッグ新調しちゃいました★」とかね。笑
残念ながら夏も冬も基本給のみで生き抜きました。
謎の研修(強制参加)
この時の会社、実はまだ創業間もないベンチャー企業でして、思い付きのような取り組みを立ち上げては半強制的に社員に参加させるということを繰り返していました(迷惑・・・)w
求人には、「社内研修制度充実!」「無料でスクール受講可能!」と紹介されていたのですが、蓋を開けてみたら貸し会議室で突発的に謎のセミナーが不定期に開かれるだけでした。それに毎回参加するよう管理職から圧をかけられるんですね。
しかもそれを仕事の後に開催するんですよね。
基本的に「無償でスクール受講させてあげてる」というスタンスで開かれるので、もちろんその拘束時間分の手当はありませんでした。
セミナー自体も受講者のレベル感が考慮されておらず(簡単すぎたり、担当外の内容だったり・・・)で、正直身になる内容もなく・・・
業後すぐに貸し会議室のあるビルまで移動しなければならなかったので、毎回ひたすら空腹と疲労に抗いながら参加していました。
2度目の転職
当時、私はIT業界未経験で入社したため、とりあえずIT業界での経歴をつくることを優先に考え、その他の待遇面については致し方なし!くらいに思っていました。
しかし入社2年目にさしかかり仕事に慣れ始めると残業や出張も増え、さすがに今後もこの環境が続くのはキツイ!!と思い再び転職活動を開始。
業務内容もこれまでとほぼ変わらず、経験者としての待遇で迎えて頂けるということで現在の会社に落ち着きました。
今の会社は契約社員として入社したため、ボーナスはなしです。
それでも基本給は前の会社よりも上がり、残業代もちゃんと残業した分だけ出るので、生活はかなり楽になりました。
正社員=安定ではない
そんなわけで、正社員と言えど、雇用条件や福利厚生が非正規雇用よりも下回っていることもあります!
そして2度の転職を経て、私が考える会社を選ぶ際に大事なポイントは下記の3つです!
- 福利厚生がどの程度行き届いているか
- 年収ベースで収入がいくらになるのか
- 面倒な社内イベントがないか
結局、大事なのは雇用形態がどうか、ではなく自分の仕事における優先事項(給与、ライフワークバランス、等)が満たされているかということではないでしょうか。
ただ、最初の会社に応募した時は、まずIT業界に入ることが優先事項だったため、給与面などは後回しに考えていたのである程度は許容範囲かなとも思いつつ・・・
経験値がついたら、やはり給与面も大事になってきますよね。
自分のスキルやライフステージにあわせて定期的にワークバランスを見直していきたいものです。
それでは(@^^)/~~~