合コンで出会った変な男②

NOと言える女性 暮らし

こんにちは~rimakoです!

今日の気温は21℃という事で、もう厚手のコートも必要ないくらい暖かくなりすっかり春の入り口という感じですね。

もともとインドアなのに冬の間は輪をかけて引きこもってましたが、そろそろオシャレをしてお出かけなんかしたくなりますね~(#^.^#)

さて、数日前の日記↓で、かつてデートで2時間待たされたというエピソードを軽くご紹介したのですが

今日はその時の事を改めて書いてみたいと思います。

書きながら泣くかもしれないのでビール片手に本日のブログをしたためさせていただきます。笑

合コンでの出会い

それはrimakoが参加したとある合コンでの事。

前の席に座っていた男性とrimakoはちょっといい感じになりました。

彼は見た目はちょっとチャラそうですが、喋り方は落ち着いていてそのギャップが好印象な男性です。

イメージ的にはゴールデンボンバーの喜屋武豊をもっと塩顔にした感じですかね。仮に彼の事を豊とさせて頂きます。

その日の合コンの男性陣はベンチャー企業の方々で、社風なのか皆さん大学のサークルのような楽しい雰囲気の方が多く、その中で豊くんの落ち着いた口調は大人っぽいと言うよりはむしろ硬派にすら感じられました。

豊くんは普段関わる事のないタイプの男性だったので、とても新鮮な気持ちで楽しくお喋りした記憶があります。

そして彼とrimakoは連絡先を交換したのです。

合コン後のLINEのやりとり

合コンの翌日、仕事終わりにスマホを見ると、豊くんからLINEが来ていました。

豊

やっほー(^o^)丿今何してるの?

昨日の合コンでの楽しい時間が蘇ったような気持ちになり、rimakoもワクワクしながら返信をしました。

rimako
rimako

やっほー、昨日はありがとう!
今仕事終わって帰ることだよ!

豊くん、合コンでは硬派っぽい雰囲気だけどLINEでは顔文字とか使うんだな~と少し意外に感じながら、彼からの返信を待ちました。

すると、すぐに豊くんから返信が。

豊

そうなんだ!じゃあ今から会わない?家行きたーい(^o^)丿

・・・ん?家行きたーい??

昨日合コンで会ったばかりの相手の家に行きたいとそう申しておるのか?・・・あまりの予想外の返信につい時代劇風になりつつ、rimakoはどう返信すべきか考えあぐねておりました・・・

いや、そうは言っても距離感や常識なんて、人によって様々ですし。合コンで会ってすぐに相手の家に遊びに行く人だってそりゃあいるでしょう。

しかしながら、豊くんの直接会った時の硬派な感じと打って変わってのLINEの軽ノリキャラに戸惑ったのは事実です。

あと単純にrimakoの部屋が死ぬほど汚かったというのも相まって(掃除しろ)、家行きたーいとの申し出はやんわりとお断りを致しました。

「そっか、わかった(>_<)」みたいな感じでその日のLINEのやりとりは終了しました。

これを断ったら、もう連絡来なくなっちゃうかもな~と少し不安に思いましたが、次の日も豊くんから連絡は来ました。

連絡がまだ来る事を嬉しく感じつつやりとりをしていましたが、やはりどうしても気になる事が・・・

彼とのやりとりは、最初はおつかれ~とか今日何食べたの~とか、たわいもない話から始まるのですが、なぜか必ず途中から、「家行きたーい」というフレーズが出てくるのです。

・・・なぜ、こんなに他人の家に行きたがるんだろう、この男?

てゆうか、毎回断ってるのに食い下がるところを見ると、ただの下心というよりはむしろ他人の家に棲みつこうとする妖怪なんじゃないかとか・・・

ちょっと色々考えちゃいますよね。

豊くんが人外なる者である可能性すら感じ始めた頃、ついにrimakoからアクションを起こす事にしました。

rimako
rimako

家は無理だけど、今度の土曜日ランチでもどうですか??

すると、「いいよ~★」と軽くOKをいただき、ついにrimakoと豊くんはデートをする運びとなったのです。

初めてのデート、戻らないあなた

合コン以来、初めて豊くんと二人きりで会うことになりrimakoはめっちゃ緊張していました。

豊くんは、直接会うと合コンの時のように落ち着いた雰囲気で、少しほっとしました。やっぱりLINEだと意識して明るい雰囲気を作ろうとしてくれていたのかもしれません。

その後、パスタか何かのランチを食べつつ、お互いの近況とか、先日の合コンの時の話などをしてあっという間に時間が過ぎていきました。

やっぱり直接会うと会話も弾むし波長も合ってる感じがしました。それに対面で話している時の豊くんはLINEの時のように、やぶからぼうに家行きたいとか言いません。この感じならむしろ家に招いてもいいくらいの勢いです。

ランチを終えて、次どこいく?と言いながら街中をブラブラしていました。

すると豊くん、突然何か思い出したような顔をして、立ち止まったんです。そして、

「ごめん、忘れてた事あったわ。ちょっと待っててもらってもいい?」

そう言って、来た道を戻って行ってしまったのです。このタイミングで忘れてた事ってなんやねんと思いましたが、お手洗いとかかな・・・と思い直し、いったん待つ事にしました。

ちょっと待って、と言われて皆さんはどのくらいの時間待つ事を想像しますか?5分?10分?はたまた30分??

はい。まあ結果は先日の日記に書いた通りですが、そのまま2時間、待たされました。というか結局戻って来なかったので2時間待ってそのまま帰ったんですけど・・・

もちろん、待つ間何度も電話かけたりLINEで「どうしたの?大丈夫??」とか連絡は入れましたが、反応はなく・・・既読すらつかず・・・

・・・・・何で?

待ち疲れた帰り道の電車の中で、私はまるでストーリーが難解すぎて観客を置き去りにする系のホラー映画を見た後のような顔をしていたのではないでしょうか。そのくらい、理解しがたい状況でした。言いようもない感情が私の心を埋め尽くしておりました。何やねんコレ。

後日談

もう、豊くんとは関わらないようにしよう・・・rimakoはそう心に誓いました。

それに、あんな事があった後にもう連絡なんて来るはずもない。そう高をくくっておりました。

しかし来たのです、連絡が。

豊

こないだゴメンね!!!スマホ壊れちゃって、連絡できなかった(>_<)

家行きたーい(^o^)丿

!?

( ゚Д゚)

(((; ゚Д゚)))ブワッ

えっと・・・・・・・

何から突っ込んだらよいのだ・・・

まず・・・あの短時間にスマホが壊れてそしてすでに直ったというのか?というか謝るのそこなん?待たせたことは謝らんの?というか・・・この後に及んで

家行きたーい(^o^)丿

じゃねーーーーーーーーだろっっっ(*´Д`)

「そっか。スマホ直って良かったね。さよなら。」

そう返信して、そっと豊くんをブロックしました・・・

たぶん・・・彼は妖怪だったのでしょう。人間の家に棲みつこうとする妖怪です。下手したら他の人間には見えてすらいなかったのかも。なんだかメルヘン。いや、ホラーですかね・・・。

春は出会いの季節ですが、別れの季節でもある。それを身をもって感じた、とある20代の淡い思い出です。

うん、やっぱりこの話はビール飲みながら書いて良かった・・・帰り道のくだりは特に・・・今思い出しても胃がクッとなりますw

まぁこうして人は経験を積んで大人になっていくんですよね。この春は皆さまにとってもrimakoにとっても良い出会いの季節になりますように☆

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